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2009/ALL吉田高志セミナー報告

ALL吉田高志セミナー報告

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5月2日に行われたTOSSデーALL吉田高志講座の報告です。
 教え子の参加という私にとってはビッグなプレゼントがありました。吉田学級が一番活発だった頃の教え子です。夢中になって向山型実践を行っていました。彼女の姿を見た瞬間に、一番最後に吉田学級の感想を話してもらおうと思っていました。
 また、私がが現在勤務していた学校からは、支援員が来てくれました。素直で、優しい子で是非教員になって欲しいと思っていた子です。空き時間には論文なども指導したりしました。
 教え子の話で、うれしかったのは「文章を書くことがとてもたのしくて、たまらなかった。書くとほめてもらえるので、どんどん書いていった。社会人になっても役だった」という話でした。
 支援員は、「授業がとても楽しくて支援を忘れて、授業に引き込まれていった。給食時間に吉田先生の話を聞くのが楽しみだった」と感想を話してくれました。
 2時間、ほぼぶっつづけの講座でしたが、参加者全員の方がよく集中して聞いていてくださっていることが伝わってきて、大きな充実感を味わいました。参加者も多く、事務局を含めると80名を突破しました。数年ぶりのことだと思います。

以下報告です。

 ALL吉田高志セミナーセミナー

1.テーマ

  すべての子に説明できる力をつける お手本を示す まねさせる まかせる
    ーALL 吉田高志講座ー

2.日時と会場

  5月2日(土) 13:30〜15:30  会場 福井県教育センター

3 後援    

  福井県教育委員会  福井市教育委員会

4.参加人数

  一般参加者 51名,事務局員 30名,合計 81名

5.講座内容

  講座1 説明力の基本は「書く力」にあり

  • 吉田学級では、何をどう書かせてきたか

  講座2 説明力の基本は「反復」にあり

  • 吉田学級では、説明の機会をどう確保してきたか

  講座3 説明力の基本はまかせきることにあり

  • 吉田学級は、子どもの活動をどう保障してきたか

 参加者の感想


  • 久しぶりに吉田先生にお会いして、15年以上前の5−2、6−2の授業風景がよみがえってきました。とても懐かしかったです。今日、先生がおっしゃっていたことは、その当時、私たち(子どもたち)に言っていたことと重なることも多かったです。今日は授業をする(教師)という立場で、その当時のことをふり返り見ることができてとてもよかったです。今日、家に帰ったら「さわやか」と「文集」をもう一度見てみます。

  • 今日は本当に楽しんで勉強させていただきました。昨年1年間、吉田先生と一緒にお仕事をさせていただき、授業も何度か見せていただきました。支援に入らせていただいていると、子ども達の説明の仕方が上達していく様子が分かりました。自信を持って発表している姿を見て、成長を実感しました。
     今回、改めて先生の話を聞いて、書く力や説明力のつけ方の指導がよく分かりました。「自由に」と言うとのびのび書けて良いと思っていましたが、書き出しを設定した方が書きやすいと思うので、参考にさせていただこうと思います。また、私も文集とか日記がすごく良いと思ったので、将来、自分のクラスを持つことができたら、是非まねさせていただこうと思いました。次回また、お話を聞けることを楽しみにしています。

  • 話す・聞く・書く活動が一体化した指導を具体的な例や場面、そして、模擬授業という形で体験的に学べました。久しぶりのTOSSセミナーでしたが、やはり具体的事実、体験によって体感できたのはとても良かったです。自分の授業にどう取り入れていくのかを考えながら聞かせていただきました。特に社会科の資料探の指導には圧倒されました。本日はありがとうございました。

  • 毎回、すぐに自分の実践に生かせるお土産があるので、楽しみに参加させてもらっています。今日も参加できて本当によかったと思っています。先生の”いけている所”もっと学び自分にも取り入れたいです。今日のセミナのパート2を強く希望します。

  • とても貴重な時間でした。細かい技術も学べましたが、卒業生の方の言葉にあるように、記憶に残るクラスを作れることへのあこがれが強まりました。またまた、やる気をもらえたような感じです。ありがとうございました。

  • 活動する場面を多く作ることが大切だと思いました。教室中みんなを”まきこむ”。有る程度の強引さも必要だと思いました。自分自身に足りなかったのは「遊び心」だと思いました。「遊び心」でクラスが活発になり、生き生きとした姿が見られるのだと思います。

  • 毎年楽しみにしています。長年教員をしていますが、毎回新しいことが学べて、日々のまんねり化した自分の指導を反省しています。今回、書かせ方の「型」が特に心に残りました。