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Sample/「小数のわり算」の導入は百玉そろばんで


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TOSSランド No.6685412

「小数のわり算」の導入は百玉そろばんで


TOSS福井 村上睦

概要
5年生「小数のわり算」の導入で百玉そろばんを使うと、小数を整数で割る計算が視覚的に理解でき、子どもにもわかりやすい。

目次

  1. 「小数のわり算」の導入は百玉そろばんで(1)
  2. 「小数のわり算」の導入は百玉そろばんで(2)

「小数のわり算」の導入は百玉そろばんで(1)

 授業の初めに「順唱」「逆唱」を練習する


「百玉そろばん!」明るい声で言う。
子どもが「百玉そろばん!」と復唱する。
声が出ていなかったら、さらに明るい声で「百玉そろばん!!」と再度言う。

「順唱」


教師「順唱!」子ども「順唱!」
教師「1から10!」子ども「1から10!」
教師「1、2、3・・・」初めはゆっくり数える。
教師と一緒に数える子を見つけて、笑顔で促す。
教師「・・・10!」子どもも同時に数え終わる。
「上手!」短くズバリとほめる。

「逆唱」


順唱と同様に「10から1まで」数える。

クラスの実態に応じて、「1から20まで」「20から1まで」など数えていく。

「1個0.1」


教師「1個0.1!」子ども「1個0.1!」
説明せずに弾き始める。
「0.1、0.2、0.3・・・」子どもも自然に数えていく。
「・・・0.8、0.9・・・(少し間をあけて)1!」
「そう、よく分かった! すごい!」子どもが言えたら大げさにほめる。

「もう1回。1個0.1!」
今度は、2まで数える。
「・・・2!」自信を持って言える子が増える。
「すごい! 天才!」どんどんほめる。


 0.6÷3の計算


教科書に入る。

問題 0.6Lのジュースを3人で同じように分けます。1人分は何Lになりますか。


教師が範読し、子どもに読ませる。

教科書に式を書き入れなさい。


子どもを指名する。
「0.6÷3です」「その通り!」

計算の仕方を考えます。


ここで百玉そろばんを出す。
「1個0.1です。はい」と弾き始める。
「0.1、0.2・・・0.6」ここで止める。

○○○○−−−−−−●●●●●●

残った4個を左手で隠しながら、
「0.6を3人で分けます」
玉を動かす。

(○○○○)−−●●−−●●−−●●

「1人分はこれです」と●●を示す。
「1個0.1です。これ(●●)はいくつですか?」
子ども「0.2です」「その通り!」
低位の子でも答えられる。

教科書に答えを書き込みなさい。


0.6………………0.1が6こ
0.6÷3…………0.1が(6÷3)こ
   0.6÷3=□

「□には何が入りますか?」「0.2です」「その通り!」

教科書の3行の式のうち、下の2行をノートに写しなさい。


そっくりそのまま写させる。
「6÷3は何ですか?」「2です」
6÷3に下線を引かせ、△判颪せる。
「0.1が2個だから、0.2です」
これで、百玉そろばんでやったことと式がつながる。


 1.5÷3の計算


1.5÷3を計算してみましょう。


同様に0.1から1.5まで数える。

−−−−−−−−●●●●●●●●●●
○○○○○−−−−−−−−●●●●●

残った5個を左手で隠しながら、
「これを3人で分けます」

−−−●●●●●−−−−●●●●●
(○○○○○)−−−−−−●●●●●

「1個0.1です。1人分はこれ(●●●●●)です。いくつですか?」
子ども「0.5です」「その通り! 賢いなあ!」ほめちぎる。

教科書に式と答えを書き入れなさい。

1.5………………0.1が□こ
1.5÷3…………0.1が(□÷□)こ
   1.5÷3=□

指名して式と答えを言わせる。

教科書の3行の式のうち、下の2行をノートに写しなさい。


先程と同様に、そっくりそのまま写させる。
その後、練習問題を、同様の書き方で解かせる。

「小数のわり算」の導入は百玉そろばんで(2)

 「順唱」0.1から2まで


前時と同様に1個0.1の順唱を練習する。

 「順唱」0.01から0.2まで


「レベルアップするよ。できるかな?」
教師「1個0.01!」子ども「1個0.01!」
「0.01、0.02、0.03・・・」
ゆっくり数えていく。
「0.08、0.09・・・(間をあける)0.1!」
「そう! よく分かった! すごいなあ!」大げさにほめる。

「もう1回。1個0.01!」
同様に、今度は0.2まで数える。

「逆唱」も入れながら、何度か練習する。


 2÷4の計算



問題 2mのリボンを同じ長さに切って4人で分けます。1人分の長さは何mになりますか。


教師が範読して、子どもに読ませる。

式を教科書に書き入れなさい。


「式はどうなりますか?」「2÷4です」「その通り!」

「計算の仕方を考えます」
ここで百玉そろばんを出す。

「1個1です。はい」
「1、2」止める。

○○○○○○○○−−−−−−−−−−●●

「これを4人で分けます・・・無理ですね。どうすればいいですか?」
子ども「1個0.1で考える!」
何度もやっているので、「1個0.1」という考え方が自然に出てくる。

「1個0.1です。はい」
「0.1、0.2・・・2」まで数える。

−−−−−−−−−−●●●●●●●●●●
−−−−−−−−−−●●●●●●●●●●

「これを4人で分けます」

●●●●●−−−−−−−−−−●●●●●
●●●●●−−−−−−−−−−●●●●●

「1個0.1です。1人分(●●●●●)はいくつですか?」
「0.5です」「その通り!」

教科書に式と答えを書きなさい。


2……………………0.1が20こ
2÷4………………0.1が(20÷4)こ
    2÷4=□

「答えは何ですか?」「0.5です」「そう! 賢いなあ!」
低位の子でもできるので、たくさんほめられる。

前時と同様に教科書の式をノートに写す。


 0.2÷5の計算


0.2÷5を計算してみましょう。


「1個0.1です。はい」
「0.1、0.2」

○○○○○○○○−−−−−−−−−−●●

「これを5人で分けます・・・無理ですね。どうすればいいですか?」
「1個0.01で考える!」
教科書通りの考え方が自然に出てくる。

「1個0.01です。はい」
「0.01、0.02・・・2!」

−−−−−−−−−−●●●●●●●●●●
−−−−−−−−−−●●●●●●●●●●

「これを5人で分けます」

−−●●−−●●−−●●−−●●−−●●
−−●●−−●●−−●●−−●●−−●●

「1個0.01です。1人分はいくつですか?」●4個のかたまりを示す。
「0.04です」「そう! すごいなあ! 教えてないのに分かっちゃった!」

教科書に式と答えを書きなさい。


0.2……………………0.01が□こ
0.2÷5………………0.01が(□÷□)こ
    0.2÷5=□

指名して式と答えを発表させる。
教科書通りにノートに写させる。
その後、練習問題をやる。


考察
教科書の導入部分では線分図を使って説明しているが、代わりに百玉そろばんを使って「1個0.1」「1個0.01」という数え方を練習することによって、「より細かく分けて割る」という考え方を、線分図より自然に身につけさせることができたと考える。
Sample「小数のわり算」の導入は百玉そろばんで
最終更新時間:2009年07月01日 05時50分35秒

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