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竹村計美/色板を使った形づくりはスモールステップで


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TOSSランド No.★2922423

色板を使った形づくりはスモールステップで

福井LS水仙 ★竹村計美

 概要

 「形づくり」は、形の認識力の差が大きく、簡単に分かる子もいれば、なかなか理解ができない子もいる。いきなりこの単元で「色板を並べてこの形を作ってみよう」と言ってもどうしてよいか分からない子もいる。例えば△一つをとっても、少し方向が違っているだけで、どうなっているのか分からなくなってしまう。
 そこで、まず、△の色板1枚だけから始め、色々な方向に回してみることで、△をどう回せば、どのように見えるのかを理解させる。次に、△2枚で□を作らせることをいろいろやってみる中で、□を作ることに慣れさせる。
 その後、教科書の形を見せ、□を見つけたり△を見つけたりすることで、形をどう作ればよいかを自然に理解させることができると考えた。
 これは、次時の△が何枚でできているかを見つけさせることにも、有効であった。薄い方眼紙の隠れている線を伸ばして□を見つけ、□は更に2つに分けて△にすることで、本時の授業と結びつき、考えやすかったようだ。
 また、電子掛け図デンカケを使うことで、自分で準備せずとも、児童と同じ絵を提示することができ、便利であった。今回、特に、P.68については、色板が何枚でできているかが、1クリックで現れるので、分かりやすかった。(教科書は啓林館)(C)TOSS福井

 指導の流れ

(教授用色板1枚を提示する。)

発問1:△の色板を1枚だけ出します。先生と同じように机の上に置きなさい。


 向きを変えて、色々と置き換えてみる。

発問2:△の色板を2枚にしましょう。先生と同じように並べなさい。 


□を作り、向きを変えて置き換える。

啓林館「わくわく算数」デンカケ2のP67を提示する。

発問3:自動車をつくります。△の色板が何枚でできていますか。
数えて、教科書に書いてみましょう。

書いた数を挙手させた後、デンカケの絵をみんなで数える。

発問4:15枚の色板で、自動車をつくるんだね。まず、△2枚でできている□はどこにありますか。



デンカケの絵で示させる。

発問5:□が6つあります。まず、この□をつくってみましょう。


  机の上に□の部分だけを作らせる。
  教師用色板で黒板に貼ってみせる。

発問6:□になっていない△はどこにありますか。


  デンカケで示させ、その部分を付け加えさせる。
  同様に、ヨットや飛行機も作らせる。

 準備物

 (教師)啓林館「わくわく算数2上」デンカケ  教師用直角三角形色板
 (児童)三角形色板16枚(足りない場合は、友達と協力して作らせる。)

竹村計美色板を使った形づくりはスモールステップで
最終更新時間:2010年08月23日 12時38分01秒

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