講座3では,テンプレートを利用して簡単な追試論文を作成していきます。
TOSSランドコンテンツとしてTOSS論文を作成する場合,カテゴリ表示やTOSSランドへのリンク,作成者の名前や連絡先のリンクなど,毎回決まった形で記入していかなければならない部分があります。そこで,テンプレートとして登録してある基本的な内容をページ作成時に読み込んで利用すると便利です。
実際に実践論文作成Wikiを操作しながら講座を進めていくために,このページを印刷するか,下記リンクから別ウィンドウで実践論文作成Wikiを開いておくといいでしょう。
→実践論文作成Wikiを別ウィンドウで開く
「自分の名前/練習ページ3」というページ名で練習ページ3を作成し,テンプレートを読み込んで保存します。
※テンプレートを読み込めるのは、ページの新規作成時のみです。再編集時にはテンプレート選択リストや読み込みボタンは表示されません。
※ちなみに,読み込んだテンプレートの内容に行頭が半角の // で始まる行がありますが,これはコメント行で,実際には画面に表示されません。覚え書きや編集時の注意事項などを記入しておくのに使います。編集画面と実際の表示画面とを比べてみて下さい。鬱陶しければその行全体を削除してもかまいません。
これで,基本的なTOSS論文の枠組みができました。後は,必要な部分を適宜書き換えて,実践内容を記入していきます。
課題2では、課題1で作成した練習ページ3を編集して,Sample/練習ページ3のようなTOSS論文を作成します。
練習なので,ここでは下記枠内の追試実践を行ったとして論文化することにします。
本来ならページ名もタイトルに合わせるべきですが,ここでは練習ページ3のままで行ってください。
まず初めにSample/練習ページ3を開いておくか印刷するかしてください。
それを参考に、下記手順で論文を編集していきます。
※分からないところはSample/練習ページ3を開いて「Wikiメニューの「ソース」をクリックすると、記入内容が分かりますので参考にしてください。
時間がかかるようであれば、一段落した時点で保存するようにしてください。
※このWikiでは、60分以上システムへのアクセス(画面切り替えを行うような操作)がないと自動的にログアウトされます。編集画面での文字入力は、Wikiシステムへのアクセスにはなりません。
もし編集に60分以上時間がかかって保存するのをわすれていた場合は、編集内容の喪失を防ぐための保険として、編集ボックス内をすべてコピーしておいてください。保存できなかった場合に再編集で貼り付けて復元することができます。
※もし,コピーするのを忘れてタイムアウトになった場合は,ブラウザの「戻る(←)」ボタンで編集画面に戻って,編集内容をコピーしてから再ログインして再編集で貼り付けて復旧して下さい。
※論文化する実践内容
表現技法の授業「体言止めに書きかえる」 概要 文を書き換えて体言止めにする方法を身につけさせる。 体言止めに書きかえるとキーワードが明確になるので、向山型要約指導でも使われている。 (佐々木俊幸氏の実践の修正追試)(原実践 向山洋一氏) 教材文 「先生は夏休みに東京へ行った。」 板書し,次の発問をする。 発問1 この文を先生で終わる文に書き直しなさい。 できた子から,ノートを持ってこさせる。 正解の子のノートに丸をつけてやる。 ほぼ全員が正解であった。 正解は 「夏休みに東京へ行った先生。」 となる。 発問2 夏休みで終わる文に書き直しなさい。 これもノートを持ってこさせる。 多くの子が間違えていた。ノートに×をつける。 「え?」とか「あれ?」と言いながら席に戻り,また直して持ってくる。 正解になっていれば大きく○をつけてやる。これを繰り返す。 間違えた子は次のように書いていた。 「先生は東京へ行った夏休み。」 この文はおかしい。「は」を「が」に直さなくてはならない。 ×を何回かつけられるとそのことに気づき出す。 正解は、 「先生が東京へ行った夏休み。」 となる。 発問3 東京で終わる文に書き直しなさい。 これはほとんどの子が○をもらえた。 正解は 「先生が夏休みに行った東京。」 となる。 「は」を「が」に直すことを学習した後なので、このような文がすぐ書けるようになる。 参考文献 教育技術の法則化9「誰でもできる詩文の授業」(明治図書)
ページの内容が多くなると、編集画面で編集したい部分を探しにくくなってきます。そんなときのために、見出しで区切られた部分ごとに編集(パート編集)ができます。
※プレビューした状態ではまだ編集内容が保存されていません。プレビュー画面の下に、編集ボックスがあるので、「保存」ボタンで必ず保存しておいてください。
見出し,発問・指示だけをアウトライン表示させて,論文の組み立てや授業の流れを見やすくします。
今回作成した論文は短いものなので,あまり必要ないかもしれませんが,とりあえずこれで練習してみましょう。
※{{outline}}は見出しをアウトライン表示させる機能のプラグインです。
//でコメントアウトして合ったアウトライン表示の機能を有効にしたわけです。
※プラグインは,編集ボックス上の「※プラグイン」のドロップダウンリストからも挿入できます。
ここまでの課題が完了したら,専用MLで
「講座3課題4まで完了しました」と報告下さい。
ここまでで、簡単なTOSS論文ページが作成できるようになりました。
ご自分の実践で是非実際に作成してみてください。
作成したらMLで報告してください。
分からない点,うまくいかない点があれば,専用MLで具体的にどううまくいかないのかお知らせ下さい。
その際,課題番号とお使いのブラウザ(IE6,IE7,FireFox,GoogleChromeなど)も一緒にお知らせ下さい。
[通知用URL]