TOSSランド>教師ランド>学級・学校経営>その他
学期に1回程度、生徒(児童)との個人面談が設けられている学校は多いだろう。
しかし、私自身、面談は得意ではない。
自分がしゃべるとお説教じみてしまったり、教訓めいたことばかり言ってしまったり…。
かといって、「最近どうだ?」「何か相談したいことはないか?」と聞いても、子どもはそう簡単には自分のことを話してくれない。
何かいい方法はないだろうか?…と考えていたら、ふと思いついた。
方法はいたってシンプル。
子どもは「うーん」と考え、「50点」とか「70点ぐらい」などと答える。
こう聞くと、「友達関係はうまくいってるから」とか「勉強がイマイチ思うようにいかないから」などと、今の自分について思っていることを話してくれる。
特に気がかりな子に対しては、
こう聞くと子どもは、「忘れ物をしないように気をつける」などと、自分の言葉で我が身を反省する。教師が「○○に気をつけてがんばろう」と押しつけなくても、自分で言ってくれるのである。
不思議なもので、「自分に点数をつける」ことで、自分を客観視できるのかもしれない。
向山氏は
と言う。子どもを理解することの根本は、「子どもが自分のことをどう思っているか」ということを理解することである。(『続・授業の腕をあげる法則』)
[通知用URL]