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村上睦/学級討論会をしよう(1)

学級討論会をしよう(1)

TOSS福井 村上睦
概要
光村国語6年「学級討論会をしよう」の単元で行った実践。ディベートに必要な「主張」「質問」「反論」といったスキルをスモールステップで教えていくことで、最終的には子どもたちだけでディベートが可能になる。

 第1時

簡単な討論を通して、討論会のイメージをつかませ、目的を理解させる。

板書 「東小はオープンスクールをやめて、教室や廊下に壁を作るべきだ」

自分たちに身近な話題で、賛成・反対両方の意見が出る論題を出す。

発問 この意見に賛成ですか、反対ですか。ノートに書きなさい。理由も書きます。

書けた児童から発表させる。
・うるさいと隣の教室に迷惑だから賛成
・壁があるとせまく感じるから反対

発問 次は、今と逆の立場で理由を考えて書きなさい。

書けた児童から発表させる。
・壁があった方が読書や勉強に集中できるから賛成
・壁がない方が授業参観の時に見やすいから賛成

説明 このように、1つの問題について、賛成・反対の両方から考えると、より良い考え方が見つかることがあります。

授業では、「移動式の仕切りみたいな物があると良い」という意見も出た。

説明 賛成・反対の意見を出し合うことで、より高いレベルの考え方にたどり着いたり、自分の考えの幅を広めたりすることができます。これが討論会をする目的です。


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村上睦学級討論会をしよう(1)
最終更新時間:2009年09月09日 22時32分19秒

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