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Navi/実践Wikiページ作成講座3

講座3 テンプレートを利用した論文作成

 講座3では,テンプレートを利用して簡単な追試論文を作成していきます。


 TOSSランドコンテンツとしてTOSS論文を作成する場合,カテゴリ表示やTOSSランドへのリンク,作成者の名前や連絡先のリンクなど,毎回決まった形で記入していかなければならない部分があります。そこで,テンプレートとして登録してある基本的な内容をページ作成時に読み込んで利用すると便利です。


 実際に実践論文作成Wikiを操作しながら講座を進めていくために,このページを印刷するか,下記リンクから別ウィンドウで実践論文作成Wikiを開いておくといいでしょう。
実践論文作成Wikiを別ウィンドウで開く

 課題1 テンプレートを利用して練習ページ3を作成する。

 「自分の名前/練習ページ3」というページ名で練習ページ3を作成し,テンプレートを読み込んで保存します。

  1. Wikiメニュー(画面右上)の「新規」をクリックして新規作成画面を開く。
  2. ページ名に 自分の名前/練習ページ3 と入力して「作成」ボタンをクリック。
    (名前の後の/(スラッシュ)は半角で入力)
  3. 編集ボックス下の「テンプレート」のドロップダウンリストから「Template/TOSS論文(枠)」を選択して「読み込み」ボタンをクリック。
    テンプレート選択ボックス.jpg
  4. 編集ボックスにテンプレート内容が読み込まれたことを確認して,とりあえず保存する。
  5. 保存後,表示されたページに,TOSS論文の枠が表示されていることを確認。

※テンプレートを読み込めるのは、ページの新規作成時のみです。再編集時にはテンプレート選択リストや読み込みボタンは表示されません。


※ちなみに,読み込んだテンプレートの内容に行頭が半角の // で始まる行がありますが,これはコメント行で,実際には画面に表示されません。覚え書きや編集時の注意事項などを記入しておくのに使います。編集画面と実際の表示画面とを比べてみて下さい。鬱陶しければその行全体を削除してもかまいません。


これで,基本的なTOSS論文の枠組みができました。後は,必要な部分を適宜書き換えて,実践内容を記入していきます。


 課題2 必要な部分を書き換えて,実践内容を記入し、書式を設定する。

 課題2では、課題1で作成した練習ページ3を編集して,Sample/練習ページ3のようなTOSS論文を作成します。
 練習なので,ここでは下記枠内の追試実践を行ったとして論文化することにします。
 本来ならページ名もタイトルに合わせるべきですが,ここでは練習ページ3のままで行ってください。
まず初めにSample/練習ページ3を開いておくか印刷するかしてください。
それを参考に、下記手順で論文を編集していきます。

  1. Wikiメニューの「一覧」をクリックし,ページ一覧を表示する。
  2. 課題1で作成したページ「自分の名前/練習ページ3」をクリックして表示する。
  3. Wikiメニューの「編集」をクリックし,編集画面にする。
  4. 課題1で読み込んだテンプレートのカテゴリ、タイトル、作成者名、メールアドレスを適宜変更する。
    カテゴリー設定はTOSSランドのカテゴリーに合わせます。ここでは,
    {{category 教師ランド,教科,国語,小学校,小4,nolink}}
    TOSSランド>教師ランド>教科>国語>小学校>小4
    とします。
  5. 実践内容の記入部分に下記実践内容枠内をコピー貼り付けする。
  6. 貼り付けた実践内容部分に講座2で学んだ書式を設定して、「Sample/練習ページ3」のように論文を完成させる。


※分からないところはSample/練習ページ3を開いて「Wikiメニューの「ソース」をクリックすると、記入内容が分かりますので参考にしてください。


時間がかかるようであれば、一段落した時点で保存するようにしてください。
※このWikiでは、60分以上システムへのアクセス(画面切り替えを行うような操作)がないと自動的にログアウトされます。編集画面での文字入力は、Wikiシステムへのアクセスにはなりません。
 もし編集に60分以上時間がかかって保存するのをわすれていた場合は、編集内容の喪失を防ぐための保険として、編集ボックス内をすべてコピーしておいてください。保存できなかった場合に再編集で貼り付けて復元することができます。

※もし,コピーするのを忘れてタイムアウトになった場合は,ブラウザの「戻る(←)」ボタンで編集画面に戻って,編集内容をコピーしてから再ログインして再編集で貼り付けて復旧して下さい。


※論文化する実践内容

表現技法の授業「体言止めに書きかえる」
概要
文を書き換えて体言止めにする方法を身につけさせる。
体言止めに書きかえるとキーワードが明確になるので、向山型要約指導でも使われている。
(佐々木俊幸氏の実践の修正追試)(原実践 向山洋一氏)

教材文
「先生は夏休みに東京へ行った。」

板書し,次の発問をする。

発問1 この文を先生で終わる文に書き直しなさい。
できた子から,ノートを持ってこさせる。
正解の子のノートに丸をつけてやる。
ほぼ全員が正解であった。
正解は
「夏休みに東京へ行った先生。」
となる。

発問2 夏休みで終わる文に書き直しなさい。
これもノートを持ってこさせる。
多くの子が間違えていた。ノートに×をつける。
「え?」とか「あれ?」と言いながら席に戻り,また直して持ってくる。
正解になっていれば大きく○をつけてやる。これを繰り返す。
間違えた子は次のように書いていた。
「先生は東京へ行った夏休み。」
この文はおかしい。「は」を「が」に直さなくてはならない。
×を何回かつけられるとそのことに気づき出す。
正解は、
「先生が東京へ行った夏休み。」
となる。

発問3 東京で終わる文に書き直しなさい。
 これはほとんどの子が○をもらえた。
 正解は
 「先生が夏休みに行った東京。」
 となる。
 
「は」を「が」に直すことを学習した後なので、このような文がすぐ書けるようになる。

参考文献
教育技術の法則化9「誰でもできる詩文の授業」(明治図書)

 課題3 パート編集で一部分のみ編集する。

 ページの内容が多くなると、編集画面で編集したい部分を探しにくくなってきます。そんなときのために、見出しで区切られた部分ごとに編集(パート編集)ができます。

  1. 練習ページ3を表示する。
  2. 編集したい部分の見出しの右に表示されている「編集」のリンクをクリックする。
  3. パート編集画面になるので、必要部分を編集して「プレビュー」で確認する。
  4. 再度編集する場合はプレビュー画面下に編集ボックスで編集し、そのままでよければ「保存」する。

※プレビューした状態ではまだ編集内容が保存されていません。プレビュー画面の下に、編集ボックスがあるので、「保存」ボタンで必ず保存しておいてください。

 課題4 発問・指示をアウトライン表示させる。

 見出し,発問・指示だけをアウトライン表示させて,論文の組み立てや授業の流れを見やすくします。

 今回作成した論文は短いものなので,あまり必要ないかもしれませんが,とりあえずこれで練習してみましょう。

  1. 課題2で作成した練習ページ3を開いて,編集画面にする。
  2. ::概要 と!!授業の流れの間にある
    //’’’○主な発問指示’’’
    //{{outline}}
    の2行の行頭の // を削除する。
  3. 「保存」して,アウトライン表示されていることを確認する。

※{{outline}}は見出しをアウトライン表示させる機能のプラグインです。 
 //でコメントアウトして合ったアウトライン表示の機能を有効にしたわけです。


※プラグインは,編集ボックス上の「※プラグイン」のドロップダウンリストからも挿入できます。
書式挿入ボタン.jpg




ここまでの課題が完了したら,専用MLで
「講座3課題4まで完了しました」と報告下さい。


ここまでで、簡単なTOSS論文ページが作成できるようになりました。
ご自分の実践で是非実際に作成してみてください。
作成したらMLで報告してください。


分からない点,うまくいかない点があれば,専用MLで具体的にどううまくいかないのかお知らせ下さい。
その際,課題番号とお使いのブラウザ(IE6,IE7,FireFox,GoogleChromeなど)も一緒にお知らせ下さい。


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Navi実践Wikiページ作成講座3
最終更新時間:2009年08月01日 21時32分41秒
テンプレート選択ボックス.jpg

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