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村上睦/野原はうたう(4)『ひかる』


野原はうたう(4)『ひかる』


TOSS福井 村上睦

概要
倒置法を理解させる。

 音読


はじめの3行だけ読みます。


列指名していく。
「うまい! でも5点!」
「いい声だ! でも10点!」
などと評定していく。

中に、「間」を意識した読み方をする子が出てくる。
「間のとり方がうまい! 30点!」
そうやって気づかせていく。

全員起立。何回も練習します。上手に読めるようになったと思ったら座りなさい。


座ったら列指名で読ませていく。
間のとり方や気持ちをこめた読み方をする生徒が増えてくる。
「40点」「60点」など高い評定を与えていく。


 倒置法に気づかせる


ノートに、次のように書きます。


わたしの ぜんぶの
からだと こころで

わたしをみつけて!
と
ひかります

教科書の元々の詩をAとします。ノートに書いたものをBとします。


どちらが良い詩だと思いますか。理由も書きなさい。


(A派)
・「わたしをみつけて!」という気持ちが強いから。
・まだ詩が続きそうな感じがするから。
(B派)
・意味が分かりやすいから。

AとB、だいたい半々であった。

Bのように、言葉の順番をふつうの順番と逆にする表現方法を、倒置法と言います。


強調したい言葉を最初に持ってきて、そのあとでくわしく説明するのです。


「あー疲れたなあ! 今日のテストは」
「いやだなあー! この雨は」
などの例を出して補足説明する。

補足
1クラスでは「どちらが良い詩だと思いますか」という発問で、もう1クラスでは「どうちがいますか」という発問で授業した。前者の方が生徒は考えやすく、反応も良かったようだ。
村上睦野原はうたう(4)『ひかる』
最終更新時間:2010年04月27日 01時55分59秒

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